弊社が手掛ける物件はもちろん、戸建て住宅のほとんどは「単相三線式200V」で電柱から電力を引き込みます。

「照明もコンセントも100Vじゃないか」と思われる方が多いと思いますが、これにはウラがあります。

そう、「単相三線式」という、電力の引き込み方です。

簡単に申しますと、電柱から引き込む3本の電線のうち2本には電圧がかかっていて(活線)、残り1本は接地(中性線)しております。

活線と中性線の間の電圧はそれぞれ100Vですが、活線と活線の間の電圧は200Vです。

こうすることで、従来の100V電源を確保しながら、大型エアコンやIH調理器等、大きな電力を必要とする近年の電力需要に対応するために、200V電源も確保しているのです。

tikutaku20161020「それなら、ホーム分電盤のカバーを開けて電線と電圧を確認したい」と思われるでしょうが、これには電気工事士の免許が必要です。