皆さんこんにちは、今回は一般にいわれるLED照明についてご紹介したいと思います。

 

LED照明は、発光ダイオード (LED) を使用した照明器具のことです。2016年現在、照明器具の主力光源となってきています。

LEDを使用しているため、低消費電力で長寿命といった特徴を持ち、定格範囲内で使用する限り発光素子自身は比較的長寿命です。この熱による劣化が寿命の決定要因です。

その特徴の詳細をあげておきます。

〈特徴〉

LED照明は、蛍光灯や白熱電球といった従来型の照明器具と比較すると以下の特徴を備えます。

~長寿命・高信頼性~

「高信頼性・長寿命」であり、一度設置すれば管球交換のような頻繁な保守の手間が省け、LED照明が寿命を迎えるまでの管球の購入コストを削減できます。ただし定格を超えないように設計される必要があります。

また、LEDそのものは長寿命でも、LEDを駆動するための電子回路にも故障が発生する可能性があります。例えば地面に落下させた場合、部品点数が多くなっている分だけ半田割れで故障する可能性が高くなるというわけです。

~低消費電力・低発熱性~

供給される電力の多くが発光に使われる(発光効率が高い)ため、従来の白熱照明と同じ明るさを作るのに必要な電力が少なくて済みます。

また、熱となって失われる電力が少なくて済むため、低発熱の照明器具となります。

2013年現在、発光効率は蛍光灯と同程度かまたはやや勝ります(蛍光灯はインバータ型で110〜85、従来型で70〜60〈lm/W〉)。

~高価格~

2013年現在、白色を放つ高輝度LEDの製造には高価な半導体製造装置と高度な技術が必要とされ、LED照明そのものの生産・販売数が少ないことも量産効果を生まず、高価格である理由の1つとなっています。

また、電源回路を必要とし放熱板や配光用のレンズ、散乱パネル等も器具全体を高価格にしています。

LED電球については、価格の低廉化がみられるものの、直管蛍光灯形のLED照明や円形蛍光灯のLED照明については、まだ市場規模もLED電球ほど大きくなっておらず、技術的・生産コスト的にも発展途上の市場であり、特にLED電球が白熱電球と比較されるのに対し、蛍光灯との比較となり、価格競争力が極めて弱いです。

~RoHSに対する高い順応性~

蛍光灯は性質上、水銀を使用しなければならず、代替物質もないですが、LED照明は水銀を使用する必要がなく、RoHS指令で定められた6種類の人体・環境汚染物質を使用せずに生産できるという特徴があります。

 

LED照明について、ご不明な点、もう少し詳しくお聞きになりたい方は、ぜひお気軽に弊社へご相談下さい。

tikutaku20170413