2017年05月02日
こんにちは!今回はLED照明のいろいろなデザインについてご紹介したいと思います。
これまで、日常生活で頻繁に使用されてきた照明器具のデザインは、さまざまな用途によって使い分けられるうちにその姿を変えてきました。
1874年に設立されたルイスポールセン社は独特のカーブを採用したセードを組み合わせ、照明からの不快なまぶしさを押さえる「デザインライト」も誕生しました。
特殊プラスティックペーパーを手で織り上げて作られる芸術的な佇まいのレクリントから、1950年代には、ミッドセンチュリーと呼ばれるこの時代にデザインされたバブルランプも誕生。
また史実を紐解くと、岐阜提灯との出会いにより彫刻家イサムノグチは和紙と竹ひごを使い「光の彫刻、AKARI」を数多くデザインしています。
イタリアミラノで設立されたアルテミデは斬新で大胆なデザインが世界中で評価されました。
このように時代の変遷による人の生活のあり方に寄り添う形で、照明のデザインからその機能は大きく移り変わっています。
その変遷にしたがって誕生したさまざまなインテリア社、照明デザインを以下にご紹介します。
- ルイスポールセン
1874年に設立されたルイスポールセン社。光をコントロールした照明デザインは上質な空間を演出する照明として世界中で採用されています。
- レクリント/LE KLINT
特殊プラスティックペーパーを手で折りあげる、ハンドワークならではの美しい光と影は心を癒すあかりの芸術品として世界中を魅了し続けています。
- JAKOBSSON LAMP
ハンス・アウネ・ヤコブソン氏がデザインした照明。北欧産のパイン材を薄くスライスした材料を使ったデザインが特徴です。
- バブルランプ・ジョージネルソン
ジョージネルソンがデザインした照明を当時の製法でモダニカ社が再現。ミッドセンチュリーファンに圧倒的な支持を得てるライトです。
- The workshop lamp
1951年にデザインされたwork shop lampが復刻されました。シンプルながら愛着の沸くデザインは多くの人を魅了しています。
- フランクロイドライト
20世紀を代表する建築家フランクロイドライト。伝統工芸技術と新しいテクノロジーを応用しライトの真正なデザインを蘇らせたものです。
- FLOS
イタリアを代表する建築家でありデザイナーでもあるカスティリオーニ兄弟を中心に創設、世界のデザイナーを起用した作品を発表し続けています。
- アルテミデ Artemide
Artemideは1959年ミラノで設立されたイタリアを代表する照明器具メーカーで斬新で大胆なデザイン開発力で世界的評価を受けているブランドです。
- バーパン Verpan
ヴェルナー・パントンのデザインしたランププロダクトを後世に受け継ぐべくFranden社が復刻し世界中で脚光を浴びているブランド。
- イサムノグチ/AKARI
イサムノグチの照明彫刻「AKARI 」は岐阜提灯との出会いより作り出されました。竹ひごと美濃和紙を使い1点づつ作られています。
- MODERN/谷俊幸
日本の伝統技法を用いて作られた照明はミッドセンチュリーテイストの空間にもよく似合います。照明作家 谷俊幸氏の作品です。
いかがでしょうか?21世紀を迎え、実に多くの照明デザインを創意工夫する会社が増えるとともに、そこで働く一人ひとりのアイデアによって従来にはなかったインテリア照明が誕生しました。
もし照明・インテリアをお考えの方が居られましたら、ぜひ弊社にお気軽にご相談下さい。