皆さんこんにちは、今回は住宅の隠れた看板ともいわれる「いろいろな屋根のデザイン」についてお伝えしたいと思います。

昨今にみられる「屋根のデザイン」は実にバラエティに富んでいます。

一般的に多く見かけるのは、切妻と寄棟という屋根の形ですが、その他にもたくさん種類があります。

それでは、いろいろなタイプの屋根形状の特長をご紹介します。

 

【1】切妻(きりづま)

単純な形状は雨はけもよく、大変合理的なデザインです。コスト面でも有利といわれます。

和風・洋風どちらもOKですので、多くの住宅に採用される実に一般的なものです。

【2】寄棟(よせむね)

この屋根形状はデザイン的に、和風・洋風どちらもOKです。ですので、これも多くの住宅に採用されています。その構造上、頑丈なのが利点といえるでしょうか。台風などの風圧に対する際は、最もその強度が強いといわれます。

【3】入母屋(いりもや)

先述の「切妻」と「寄棟」を合わせたような、いえば実用的な形状が特長の入母屋デザインです。威風堂々と化粧垂木や大棟と下り棟、なかには鯱なども飾り付けをして、和風住宅に多く採用されています。重厚かつ格調高い屋根は好きな人は本当に「お気に入りの一品」になるでしょう。

【4】片流れ(かたながれ)

上位から片方にかけて下りる斜径のデザインです。そのシャープな仕上がりをもって、比較的モダンなイメージの住宅で多く採用されています。少し「奇抜なデザインの家」を設計予定の方におすすめです。

【5】方形(ほうぎょう)

屋根の中央部を起点に四方へ降り下った、いえば日本古来のデザインになります。寄棟の一種ですが、正方形の間取りで寄棟を採用すると、ピラミッド型の屋根とイメージされたらよいでしょうか。この場合、寄棟とは言わず、方形屋根(ほうぎょうやね)と言います。

 

いかがでしょうか?一口に「屋根」といっても実にいろいろなデザインの屋根があるものですね。この屋根のデザインについてお考えの方は、ぜひ弊社へお気軽にご相談下さい。「あなたの理想のデザイン」をともに考えましょう。

tikutaku20170518