の雰囲気は「ぬくもり」「やさしさ」を感じさせてくれます。

 

しかし、木の素材は雰囲気だけではなく、体感からもそれらを感じさせてくれます。

「熱伝導率」というものがあります。

(ある物質において温度差があるとき、温度の「高い」部分から「低い」部分へと熱の移動現象が生じます。この時の熱の伝わりやすさを表したもの)

 

木の熱伝導率はコンクリートの12分の1です。

木は人間の体温から熱を奪いにくい素材なのです。

 

コンクリート床などは、人間の体温から熱を奪うため、疲れやすくなったり、冷えてしまったりといったことが起きます。

そしてそれがストレスに繋がったりします。

 

熱伝導率が低い木にはコンクリートに比べて、このようなストレスがへり、「ぬくもり」「やさしさ」を体感させてくれるという秘密があったのですね。