大阪で手掛けた物件で、
なんとも大変なことが起きました。
リビングに壁かけテレビを設置するということで
大工さんに合板を2重に貼って補強をしてもらいました。
その上にはオーダーしたカウンター
に写真を飾るために取り付けてもらいました。
ところがクロスを貼る作業の前日、
「カウンターの色が違う!」ということに気が付きました。
メーカーのミスということでしたが、
私もカウンターの位置や、奥行き、配線方法に気を取られ、
肝心の色のことに気が付きませんでした。
他にもオーダーしたカウンターが何箇所かあり、
その色と同じだったので
なにも疑わず、大工さんに付けてもらいました。
メーカーに連絡して作り変えてもらい
何とかクロス作業の最終日に間に合い、
大工さんに付け替えてもらいました。
せっかく苦労して納めてもらった部分を壊して
入れ替えてもらうなんとも情けない話ですが、
お客様とのお約束なので必死でした。
無事クロスを貼ることができました。
(クロス屋さんにも感謝)

アクセントクロスとのバランスで
白色にしなければなんとも大変なことになるところでした。
このように、完成してしまえば
「わぁ 素敵」で終わってしまうところも
いろんな人の気付き、職人さんの頑張りで我々は仕事をしています。
お客様には
「大工さんにしっかりと補強してもらっているので、
どこにテレビ用のフックを付けてもらってもバッチリです」
とお話しできました。
今後もこのように「ワンチーム」で頑張ります。
よろしくお願いします。