今日は東日本大震災から10年になります。
この間にも大きな地震に何度も見舞われ、地震大国と言われる日本。
そんな日本の耐震技術は世界的に見ても最高レベルにあります。

その技術は大きく3つに分けられます。

・耐震
現在の大半の住宅で採用されている工法です。
地震に対しては「建築物が倒壊せず、住人が避難できること」を前提に、建物の強度で揺れに耐える構造です。
建物のゆれは1F⇒2Fと、上に行くほど大きくなります。

・制震
建物内部に錘(オモリ)やダンパーなどの「制震部材」を組み込み、地震の揺れを吸収する構造です。
上階ほど揺れが増幅する高層ビルなどの高い建物には、非常に有効な技術です。

・免震
建物と基礎との間に免震装置を設置し、地盤と切り離すことで建物に地震の揺れを直接伝えない構造です。
地表面の揺れが直接伝わらないため、建物は地面より小さな揺れとなります。

今は国や自治体の補助金を活用することができます。
「一度考えてみる」事も立派な防災の一つだと思います。

「備えあれば患いなし」

です。