2021年03月18日
家の外壁や屋根は、私たちの住宅を暑さや寒さ、紫外線、雨風などから守るもので、それが住
宅の寿命に与える影響も少なくないでしょう。
また人目に触れるので、見た目の印象も大きいものです。
そのような住宅の寿命を延ばすために、屋根と外壁の定期的なリフォームが必要です。
また、見た目の印象を変えるデザイン的な要素もあります。
屋根も外壁も、リフォームの種類は大きく「塗装」か「取替え」になります。
たいていの屋根材・外壁材は、一定期間過ぎると劣化が始まり「塗装」が必要となります。
「取替え」は、既存のモノを撤去して新しく施工することです。
中には塗装も取替えも不要であったり、長期的な耐久性が保証されているものもありますが、
通常は、屋根も外壁も10～20年で「塗装」し、それを2～3回繰り返してから「取替え」に
なります。
外壁や屋根のリフォームの工程には、どちらも足場が必要なため、同時にリフォームする方
がコスト節約、のことがあります。
同時にするメリットは、足場代の節約の他、
・業者によるリフォームが１回で済むために気が楽
・見た目が一気に美しくなる
デメリットは、
・１回の費用が高額
・リフォームの工期が長い
などがあります。
どちらもリフォームのタイミングであれば、同時にリフォームする方がいいでしょう。
ただし、先程の通り、屋根も外壁も10～20年でリフォームのタイミングを迎えるのですが、実
は風雨にさらされやすい屋根の方が、見た目が目立つ外壁よりも傷みやすいのです。
そのため、外壁と屋根を同時にリフォームしても、次のリフォームのタイミングがずれてくる
ことがあります。
そのときは、無理に同時にする必要はありません。
１回の金額や工期の問題はありますが、正しいタイミングであれば、金額的にも精神的にも、
同時リフォームのメリットは大きいです。
外壁と屋根のどちらも気になっている方は、一度、業者に見積もりを相談してみてはいかがで
しょうか。
