洗面台を選ぶ際には、設置場所の大きさを測って、無理なく設置できるかどうかをまず確認しましょう。洗面台には、主に2つのタイプがあります。

ユニットタイプは洗面器一体タイプとも呼ばれ、洗面ボウル、収納、鏡、照明などのパーツがすべて一体化した洗面化粧台です。システムタイプは基本設備として洗面ボウル(洗面カウンター)、鏡、水栓金具、照明、収納キャビネット、コンセントを備えた化粧台です。

システムタイプは1mm単位で変更が可能なので、サイズに関して心配する必要はありませんが、ユニットタイプはサイズと幅が固定されており、設置場所に合わせて再確認する必要があります。考慮すべき点は、主に奥行きや高さなどです。

また、既存の洗面台に隣接するスペースが増えることを考慮して、幅の広い洗面台を選ぶと、洗面ボウルが大きくなり、収納スペースが増えるというメリットがあります。歯ブラシや化粧品などの日用品を考慮しながら、洗面台の収納力も見極めて選ぶとよいでしょう。鏡の裏側にスロットがあるなど、収納スペースを備えた洗面台がいくつか販売されています。鏡の裏側に収納物を隠すことで、洗面台をすっきりとした印象にすることができます。