キッチンの水栓

2023年06月02日

キッチンの水栓は毎日使用頻度が高く、約10年程度で寿命が来ることが一般的です。水漏れや音が鳴るなどの不具合が発生した場合は、交換が必要なサインとなります。水栓の不具合には、茶色い水や鉄臭い水が出る、レバーの動きが悪い、お湯の温度調節がしにくいなどの症状もあります。また、地震対策として、古いタイプのシングルレバー混合水栓を使用している場合には、早めに交換することが望ましいとされています。

水栓交換には、水栓本体の値段と工事費用がかかります。一般的に、工事費用は7,000~15,000円程度です。水栓本体を交換することで、部品交換によるリスクを避け、使用頻度が高いキッチンの水回りを清潔に保ち、便利で節水効果のある水栓にすることができます。

新しい水栓を選ぶ際には、使用目的に合わせて適切な種類を選ぶことが重要です。例えば、手元で水の出入りを調節できるシングルレバー式、お湯の温度調節がしやすいステンレス製の混合水栓、浄水器を取り付けられる機能があるもの、自動で水を止めるセンサー式など、種類は多種多様です。

特にその中でもキッチンに合って便利なハンドシャワー付きの蛇口がおすすめです。おもな理由としてはハンドシャワーはホースが伸縮してシャワーヘッドがシンクの端までとどくため、広いシンクや大きな鍋の洗い物にとても便利です。また背の高いバケツや花瓶などにもホースを引き出して簡単に水を入れることができます。製品によってはシャワーと整水を切り替えることができるので、必要に応じて使い分けることで、効率的かつ無駄なく水を使うことができます。