畳の3つの部分:畳は畳表、畳床、畳縁の3つでできています。役割としては以下で


■畳表の役割:畳表はイグサの茎を織り合わせて作られ、保温・除湿、空気清浄、芳香の効果があります。
■畳床の特性:畳床は乾燥わらを圧縮して層にし、弾力、吸湿性、保湿性、断熱性を持ちます。踏み心地に影響を与えます。
■畳縁の役目:畳縁は畳を保護し、模様や色がお部屋の雰囲気を変える役割があります。


畳の状態と交換のタイミングとしては

■裏返し(2-3年ごと):2~3年ごと、新しい畳を使い始めてから、畳表が色あせや傷みを感じると、畳を裏返して使用します。畳表の両面を使えるので、新しい状態の畳として利用できます。
■表替え(4-5年ごと):4~5年ごと、畳を新しく使い始めてから、畳表が色あせや傷んだら、畳表と畳縁を新しいものに交換します。畳床はそのまま使えます。
■新調(約10年ごと):約10年ごと、新しい畳を使い始めてから、畳表・畳床・畳縁を全部新しいものに交換します。見た目が新しく、香りや踏み心地もクッション性がある畳になります。

これらを意識しながら部屋の湿気などに気をつけることでより畳を長持ちさせることができます