襖の種類はさまざまで 本ふすま 戸ふすま(板ふすま) 発泡スチロールふすま 段ボールふすま
などが挙げられ、それぞれに特徴があります。まず、「本ふすま」は伝統的なタイプの襖であり組子のうえに紙を何重にも貼って仕上げていく点が特徴です。襖紙が古くなったり、デザインにあきたりしたとしても簡単に張り替えることができるというメリットがあります。

次に、組子のうえにベニヤ板が貼ってある襖は「戸ふすま(板ふすま)」と呼ばれるものです。
戸ふすまは丈夫であることが特徴で、和室と洋室の仕切りに使われるケースが多く見られます。

「発泡スチロールふすま」は芯となる素材に発泡スチロールが使われていることから、軽量であることが特徴といわれています。

加えて、「段ボールふすま」は段ボールを芯材としている襖です。発泡スチロールふすまや段ボールふすまはどちらも量産することができるため、低コストであるというメリットがあります。しかし、発泡スチロールふすまなどの量産できるタイプのなかには強度が弱いものも見られます。

本ふすまや発泡スチロールふすまは一般的な住宅で広く使用されている。張り替えの料金は一般的に片面で3,000~4,000円、両面で5,000~1万円程度です。本体が茶色く変色している場合、襖紙の交換を検討することをおすすめします。