雨樋は、屋根やベランダ、屋上などに溜まった雨水を集めて外に流すための筒状の建材です。最近の雨樋は主流がプラスチック製(塩ビ)となっていますが、昔は鉄や木製のものもありました。雨樋は建物の端や軒下に設置されるため、目立ちませんが重要な建材です。雨樋がなければ、屋根や屋上に溜まった水がそのまま流れて落ちてしまい、壁や窓の劣化が早まります。カーポートや屋根の雨樋は、詰まりやすいことがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。ですが異物や詰まりが自分が掃除で取り除ける範囲であれば、無理に業者に任せる必要はありません。

掃除頻度のおすすめ
雨樋の掃除頻度は、春の終わりと秋の終わりの2回程度がおすすめです。春は花びらが散ったり、冬の間に積もった雪が溶けたりする時期で、雨樋が詰まる可能性が高くなります。また、秋には落ち葉が多くなるため、冬が到来する前に一度確認しましょう。夏から秋にかけては台風が多い時期でもありますので、強風で飛んできた異物がないかも確認する必要があります。雨樋自体が傷んでいないか、歪んでいないかもチェックしておきましょう。

業者に依頼した方が良いケース
こまめに掃除を行っていれば、雨樋が詰まることは少なくなりますが、以下の場合は無理をせず業者に依頼するのがおすすめです。

  1. 雨樋を固定する金具が錆びている: 雨樋を固定する金具は「桶受け」と呼ばれ、経年劣化によって錆びると不具合が生じることがあります。雨樋の固定が不安定になると、傾斜がおかしくなり、雨水の流れが悪くなります。金具の修繕や交換は専門業者に依頼しましょう。
  2. 傾斜に問題がある: 雨樋の傾斜が正しくないと、雨水がうまく流れずに溢れてしまいます。金具の歪みやゆるみが原因であることが多いため、専門業者に点検を依頼しましょう。
  3. 2階以上の高所: 高所ではバランスが取りづらく、転落事故の危険性があるため、業者に依頼するのがおすすめです。