中古住宅のリフォームを考える際、多くの人が費用面に不安を感じるものです。リフォーム費用は工事する場所や範囲によって大きく変わりますが、築年数ごとの相場を知っておくと、計画を立てやすくなります。

まず築10年の住宅では、費用は約100万~150万円。水回りは見た目がきれいでも、排水管の詰まりや温水洗浄便座の交換など、部分的な修繕が必要になることがあります。また、畳や壁紙の張り替えも検討される時期で、畳の交換は1畳あたり6,000円~30,000円が目安です。

築15年になると、費用は100万~265万円ほどに上がります。水回りの設備全体の交換が必要になるケースが増え、外壁や屋根のメンテナンスも視野に入れる必要があります。特に自然災害の影響を受けた住宅では、見えない部分の劣化にも注意が必要です。

築20年以上の住宅では、費用は375万~500万円が相場。木造住宅の法定耐用年数(22年)を超える頃には、老朽化が進み、屋根や外壁、水回りなど広範囲にわたる修繕が必要になります。場合によっては1,000万円を超える大規模リフォームになることもあり、築30年を迎える頃には建て替えやスケルトンリフォーム、リノベーションの検討も現実的です。