暑い時って、フローリングの床にごろりと寝転がることがこの上なく心地よく感じませんか?

 

木の温もりってよくいいますが、逆に木の涼しさというのもあると思うのです。特に、夏場が近づくと、フローリングのヒヤリとした冷たさが結構気持ちいいです。

 

木は適度に湿気を内に含み、そしてそれを発散するなどして「呼吸」をしています。そのほどよい湿度加減が足から伝わり、暑さで火照った身体を覚ましてくれるのです。

 

昨今、フローリング材は様々な種類が出ています。特に天然無垢材のフローリングは人気を呼んでいますね。パイン材、樺桜、楢、栗、ケンパス、カリンなど素材によって様々です。無垢材の強みというのは、色味や頑丈さ、保湿力といった特性があり、物によればその保湿性を有効利用して夏は涼しく、冬は暖かいという特性をもっています。

 

このように、フローリング材をひとつとっても、暑い季節を乗り切れる工夫があるのです。