2022年03月11日
現在の比較的新しい住宅の多くは、洋室に設定している室内がメインとして利用されています。
洋室は人気の高い作りに仕上がっていることや、現代の生活にマッチしていることから注目
されていますが、洋室であることのメリットとしては、身の回りの整理がしやすいことがあります。
和室とは異なって、柱などが設置されておらず、どの位置でも好きなようにレイアウトしやすいこともメリットになります。また、床材が畳の場合では物を置いた際には跡が付いてしまうことが多いですが、洋室の場合ではフローリングが使われていることが多いので、重い家具を置きやすいというメリットも感じることができます。
子どもが成長し、学習机やベッドといった家具を固定した生活スタイルが必要になると、
床がフローリングの洋室のほうが畳の和室よりも使い勝手が良いでしょう。
洋室は模様替えがラクなので、使わなくなった子ども部屋を書斎や寝室にするなど、
ライフステージの変化に合わせた用途変更にも対応しやすくなります。
一方でデメリットもあり、フローリングで足下が冷えやすい環境になることがあります。
このケースでは床暖房に設定する方法や、カーペットやラグマットを用いる解決策などをする必要があるでしょう。
最後に、フローリングの状態では生活音が響くデメリットもあります。
足音なども畳と比較するならば響きやすい環境にあることから、
やはり対策としてはカーペットやラグマットを敷く方法で解決することが大切です。
