昔ながらのな日本の和室。フロアに敷き詰められた畳や、部屋を仕切る襖や障子によって作られ、心地よく癒しの空間として親しまれてきました。
昨今では洋室の中心の住宅環境に合わせた和洋折中の和室が増えるなど、和室の良さを生かした家づくりも盛んになっています。これから新築・リフォーム・引越しをお考えの方は、心身ともに癒される和室空間を取り入れてみてはいかがでしょうか。

■汎用性の高さ

現在の住宅状況のなかで和室を備える一番のメリットは、自由自在に使える汎用性です
。床が柔らかいのでそのまま昼寝をしたり、こたつを設置してリビングとして使ったり、
布団を敷いて寝室として使ったりすることが出来ます。 洗濯物をたたむなどのちょっとした
ワークスペースにもなりますし、親戚や友人が来た時は来客スペースとしてそのまま
宿泊もできるなど、様々な用途で活躍してくれます。 とくに土地が狭い日本において、
自在に使える和室は暮らしに寄り添った部屋として利便性に優れています。
現在の住宅環境においても、和室が一部屋あれば何かと安心です。

■リラックス効果

い草の心地の良い香りは、心を落ち着かせてくれる よく「畳のにおいが好き」
という方がいらっしゃいますが、実は科学的にも畳のにおいにリラックス効果があると
証明されています。 畳表に使われるい草は、もともと薬草として日本に伝わり、
病気の治療などにも使われてきました。それには理由があります。畳の香りには
フィトンチッドとバニリンという人間をリラックスする効果が期待できる香り成分が
含まれています。
それは森林浴に行って深呼吸するのと近い効果が得られるわけです。
都会で住んでいる忙しいビジネスマン、ビジネスウーマンこそ、畳の香りがおすすめです。