ウッドデッキは家と庭の間にある自由なスペースといったところで、
家の一部でもあり庭の一部でもあると言える場所です。
庭にウッドデッキを設置してのんびり過ごしたい、と考える人も多いと思います。

デッキの素材となる木材には、人工と天然の2種類があります。
リフォーム前に2つの素材の違いを知っておくと失敗しにくくなりますよ。
人工の素材なら、樹脂製のウッドデッキが人気です。

■ウッドデッキの素材・人工素材

一見本物の木に見えますが、粉状の木材とプラスチックを混ぜて押し固めたものです。
最近では天然のものよりも、人工木材のほうが人気があります。

メリットとしては、手入れの簡単さや丈夫さが挙げられます。天然木材に比べると吸水性が低いので腐りにくく、シロアリの被害も受けません。

また、天然木材特有の「ささくれ」もできにくいので、犬や子供が裸足で駆け回ってもケガをしにくくなります。

■ウッドデッキの素材・天然素材

天然素材のウッドデッキは木目が美しく、木がもつ本来の柔らかさやぬくもりのあるウッドデッキにリフォームしたい人に根強い人気があります。
メリットとしては、やはり人工素材では出せないぬくもりや柔らかさが挙げられます。人工木材に比べて熱くなりにくいので、日差しが強い日も裸足で出れるでしょう。吸水性が高いので、雨が降った後でも滑りにくいです。

デメリットとしては、メンテナンスの大変さが挙げられます。
湿気の多い土地や日が当たりにくい場所に天然のウッドデッキを施工すると
腐りやすく、白アリに食われやすくなります。また、ささくれができた場合は
裸足で歩くとケガをしてしまいます。