リフォームや新築でキッチンカラーを選ぶ際に重要なのは3点です。ベースカラー、メインカラー、そしてアクセントカラーです。


ベースカラーは床面積の70%前後を占め、壁や天井にはライトベージュ、ホワイト、アイボリー、床にはミディアムブラウンを用いるパターンが多いです。

メインカラーはキッチンセットそのものや、隣の部屋の収納など、大きな家具に適用されます。この色も空間の20%程度を占め、部屋に個性をもたらすのに役立ちます。

最後にアクセントカラーは、クッションや装飾品などの小物に使われ、部屋を引き締めます。
キッチンの配色を決める際には、ベースカラーとメインカラーのバランスを考え、リビングやカーテンとの調和を考えて、色相を変えずに雰囲気を盛り上げすぎないようにするとよいでしょう。

色選びの失敗例でよくあるのは「大好きな色を選んだけれどほかの家具や壁紙と合わなかった」というパターンです。好きな色を基本にすることは大事ですが、それだけで決めてしまうと上手くいかなくなることも多くあります。周りの壁や天井、冷蔵庫などの電化製品、家具などの色との調和を考えながら、好きな色の類似色から選んでいくのが色選びのコツです。