押入れは和室や日本家屋で一般的に使用される収納スペースですが、布団収納など特定の用途に向いています。ただ押入れの位置によっては湿気や結露の問題が発生することもあり、洋式のベッドや和室が不要になった場合には、押入れが現状の生活スタイルに合わなくなることがあります。押入れをクローゼットにリフォームすることで、スタイルや利用方法を変更することができます。リフォームのパターンは以下のようなものが多いです

■中棚をなくすリフォーム

布団収納などの用途がなくなった場合、中棚を取り外して背の高いものを収納できるようにリフォームできます中棚の取り外しは比較的簡単な作業であり、費用も2万円から3万円程度で可能です。

■扉の変更

押入れのふすまをクローゼットスタイルの扉に変えることで、部屋の雰囲気を変えることができます。扉の変更は自分で行うのが難しい場合もあり、部分的なリフォームや依頼することも検討できます。

■クローゼット全体の変更

押入れ全体を完全にクローゼットに変更するリフォームや、ウォークインクローゼットへの変更も考えられます。ウォークインクローゼットの場合、押入れの一部と周囲のスペースを組み合わせる方法や、空き部屋を利用する方法があります。

おおまかなリフォームの費用は材料や工事の範囲によって異なりますが、一般的には2万円から3万円程度の簡易的なリフォームから、6万円から7万円以上の費用がかかる扉の変更、さらには20万円から50万円程度の大規模なリフォームまでが考えられます。