今回はロフトつき物件のメリット デメリットについてご紹介します。限られた土地面積に効率的に部屋数をとるには必然的に各部屋の面積は狭くなりますが、同じ部屋面積でもロフトを設けることで室内を広く利用することが可能です。

メリット

◆開放感がある

ロフトのあるお部屋は天井が高く設けられているので、居室にいると独特の開放感があります。
通常よりも背の高い家具を置くことで収納スペースをより確保することができ、アレンジの幅も広がります。

◆部屋をゆったり広々と使える

ロフト部分を寝室として使用すれば、居室部分をゆったり使うことができます。
平均的なワンルーム(1K)物件の専有面積は、おおよそ20㎡程度です。居室部分はそのうち約10㎡です。
その広さの部屋にベッドを置くとスペースがなくなります。シングルベッドの平均的な大きさは、
幅1.0m×長さ2.0mで、面積約2㎡となり、それなりのスペースをとります。
しかし、広めのロフトがある物件であれば、そこを寝室代わりにすることで、ゆったり使うことができるのです。

◆趣味空間として、収納としてスペース有効活用

ロフトのスペースは、はしごを介して、お部屋の中の「別世界」をつくることも可能です。
コレクションのグッズ・アイテムを陳列・保管したりするもよし、この空間に自分の趣味に利用できます。また、季節ごとに入れ替えのある洋服やなどの保管場所に最適です。
他にも実家から持ってこようか悩んだマンガ本やCD、DVDなどもまとめて保管できます。

デメリット

◆エアコンが効きにくい

エアコンや窓の位置によっては、ロフト部に空調が行き届かず暑苦しいことがあります。
熱気は高い位置にこもりやすいので、ロフト部に窓があるか、エアコンの風が届きそうか確認しましょう。
扇風機が使えれば、暑苦しさを大きく改善できます。
ロフト部にコンセントがあるかどうかも確認しておくと良いでしょう。

◆照明が切れたら交換が面倒

ロフト付き物件は多くの場合、天井が高く必然的に照明も高い位置にあります。
通常の賃貸物件では、照明の電球や、蛍光灯が切れた場合、入居者自身で交換することが一般的です。
しかしロフト付き物件の場合は、照明は自分で購入するにしても交換は大家さんや管理会社にお願いするのが無難かもしれません。

◆高さゆえの危険

ロフトへのハシゴでの昇り降りには十分気をつけましょう。落ちると大怪我をします。
万が一に備えて、ハシゴの下周辺には物を置かないようにしてください。

【まとめ】

ロフトが生み出す空間は、日常生活のほとんどの時間に多くのメリットをもたらしてくれるのでおすすめです。