温度が安定している

近年、夏の気温は年々高くなり、真夏には40度を記録する地域もあり年々気温が上昇しています。
一方で冬には1桁、もしくはマイナスまで気温が下がります。地下室はこういった外気の影響を
受けにくく室温が安定しているのが特徴です。ワインが趣味の方はワインセラーを作るのもよいですし、野菜などの貯蔵庫にも適しています。美術品のコレクションがある場合などは湿気対策を行うことで室温や湿度を一定に保つことができます。温度に影響されない空間が欲しいと考えている人には、地下室は最適の空間といえるでしょう。

防音性能が高い

地下室のメリットとして防音性能に優れているという点があります。 例えば、お子様の楽器の練習する音が近隣トラブルの原因になることもあります。音楽や楽器を自宅で演奏する際は、近所に配慮しながら肩身の狭い思いをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?その他にも映画鑑賞を
音質にこだわって見たい場合や、カラオケが趣味の方、ホームパーティーをよく開かれる場合などは話し声は案外周囲に漏れがちですし、パーティーが盛り上がれば声のトーンも大きくなります。
このような場合、防音性能の高い地下室の利用がおすすめです。通常の部屋と違って周りが土に
囲まれているので、ほとんどの音が土に吸収されるため外部への音漏れの心配がありません。
また、地下室は周囲の音をカットしたい場合にも適しています。大きな幹線道路沿いのお宅や学校が
近所にある場合など、外の音が気になる場合も地下室はおすすめです。


■リフォームで地下室を作ることはできる?

一部の建築会社、リフォーム会社では、補強を行いつつ施工を行うことで既存住宅の下に地下室を
作る工法を導入していますが、利用するためには地盤の強度や住宅の構造などの制限が大きいようです。既存住宅の下に地下室を掘れない場合は、建物が建っていない部分、例えば庭などの開いた土地に地下室を作ることになります。