戸建てのリフォームを検討する場合、間取りを変更するかどうかは計画の最初の段階で決める必要があります。間取り変更を行う場合は、壁を取り払ったり、天井や床も外したりすることになります。間取りが変わることによって、配線や配管も変更する必要があるため、リフォーム規模が大きくなります。また、工期も1カ月から2カ月かかることを覚悟する必要があります。これに対し、間取り変更を行わないリフォームの場合は、比較的小規模のリフォームで済ますことができる可能性が高いです。そのため、工期も短く、トイレやユニットバスを交換するだけのリフォームであれば、一日で終わることもあります。

工事範囲が狭くなることや工期が短くなることによって、間取り変更を伴う場合と比較するとコストはかなり安く済むはずです。予算と時間とリフォーム内容、さらにはリフォームを決めた理由等を冷静に検討し間取り変更まで踏む込んだリフォームをするのかどうかを判断する必要があります。